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結論からいうと、パーソナルジムの経営(トレーナーの独立)は非常に難易度が高いです。
その理由として、以下の2点があげられます。
・大手パーソナルジムから独立するトレーナーが多く「顧客の奪い合い状態」
・ブランディングが確立している有名ジムは圧倒的な集客力があり自社に顧客が流れない
今回は、パーソナルジム経営を失敗しないための5つのポイントをまとめました。
あわせて、パーソナルジム経営を成功させる秘訣について解説するので、これからパーソナルジムを経営したいトレーナーに必読です。
ここからは、パーソナルジム経営が難しい理由を5つの失敗事例とともにまとめていきます。
トレーナーとして独立開業を目指す方は、必ず5つをお含みおきください。
予想していた以上に広告費が嵩み、パーソナルジム経営を失敗するケースは良くあります。
どんなに良いサービスを提供していても、広告費がなければ顧客を惹きつけることができません。
お客様に良いサービスを知ってもらえないので、経営が失敗する確率が高くなります。
小規模な個人ジムであっても月に最低30万円程度の広告費がかかる点を押さえておきましょう。
・リスティング広告
・公式ホームページの運用(コラム記事の作成)
・ソーシャルメディアの運用ない
小中規模のジムは、比較サイトに掲載されない点も押さえておきましょう。
ネットで「東京 パーソナルジム」と検索すると、Web制作会社が作成した比較記事が上位を獲得しています。
たとえば、下記のようなタイトルの記事は大抵、Web制作会社が作成しています。
『東京のパーソナルジムおすすめランキングTOP10!』
上記のサイトが検索結果の上位に表示されるので、ユーザーの目に触れる機会が多くなります。
しかし記事を作成している会社の多くは、広告費を得ているので大手ジムをランキングの上位にしていることがほとんど。
中小規模のジムは、掲載されないため、ユーザーに自社のジムを知ってもらうことができません。
比較サイトに掲載されるのは有名ジムまたは店舗数が多いジム
∟ユーザーに広告がクリックされ、その後ジムに入会すると記事作成者に広告収入が入る仕組みとなっている
パーソナルジムは、ボディメイクを目的とした人が大半を占めているので体型を隠せない春先~夏にかけて繁忙期となります。
一方、ボディメイクへの熱意が冷めやすい秋~冬は、集客が一気に減るので、リピーターのみの売上となります。
リピーターのみの売上だと赤字が続く傾向にあるので、潰れてしまうパーソナルジムも。
店舗家賃のみで毎月20~30万円前後発生します。ですので、以下の2点に注力しなければ、パーソナルジム経営は難しいでしょう。
・赤字が続く閑散期でも持ちこたえられる「経済力」
・閑散期でも新規顧客を獲得できる「集客力」
自社ホームページが検索結果の上位に表示されず、集客できないケースも少なくありません。
たとえば、「エリア名+パーソナルジム」で検索したときに上位表示されると集客に繋がるでしょう。
しかし検索結果の上位に表示させるためには、下記の2点が最重要です。
・専門的な知識(SEOスキル)
・良質なコンテンツの継続配信
自分でSEOスキルを身につけて記事を執筆するのも一つの手ですが、検索エンジンの変動にあわせた対応は非常に困難です。
良質なコンテンツでなければ検索順位が下がる可能性があるので、専門知識のあるWeb制作会社に外注した方が良いでしょう。
パーソナルジムの業界市場においてユーザーは、価格よりも「結果」を求めています。
「安い=通いたい」ではなく「結果が出る=通いたい」と考えるユーザーが多いです。
そのためブランディングが確立されているジムにお客様が取られてしまいます。
自社ジムの近くに有名パーソナルジムがあれば、どんなに低価格でサービスを提供しても太刀打ちできないケースも。
ブランド力を高めてジムの知名度を飛躍的に向上させる必要があります。
「自社の強み」を周知させる具体的施策としては、オフラインによる集客とオンラインによる集客を上手く組み合わせることが重要です。
オフライン集客は、パーソナルジムの潜在意識に訴えかけることができるので、定期的にキャンペーンを実施したり、広告を掲載したりすると良いでしょう。
パーソナルジムの経営を失敗する大きな理由として、『集客力』が深く関わっています。
集客といえば、ティッシュ配りやポスティングを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
ネット社会である現代を生き抜くジムを運営するには、インターネットを利用するのは当然のことです。
ここでは、現代社会でパーソナルジム経営の力になる集客方法を3つに厳選し、ご紹介します。
1.ホームページの運用
2.ソーシャルメディアの活用
3.リスティング広告の活用
上記を一つずつ見ていきましょう。
ジムを開業する場合は、自社のホームページを開設した方が良いでしょう。
というのも、ホームページが検索結果の上位に表示されることで、ジムの認知度が高まり、より多くの顧客を獲得できるからです。
ホームページは「開設して終わり」ではなく、正しく運用し続けなければ、検索結果の上位に表示されません。
ホームページ内にブログやコラムページを作り、定期的に更新し続けることで検索結果の上位表示を獲得できます。
「更新し続ける=良質な記事を書き続ける」ことが鍵となります。
「自分で記事を書いて投稿する」と決めたものの、執筆が進まず更新が止まるというのはよくあることです。
集客に繋がるほど公式ホームページを上位表示させるには、更新頻度や記事の質が重要。ですので、自信のない方はWeb制作会社へ依頼をした方が良いかもしれません。
・検索結果の上位表示を獲得させるにはSEOスキルが必須
・狙っている顧客層を集められる(例|ダイエットに興味があり、パーソナルジムを利用したい人)
・公式ホームページ運用が軌道に乗ればほかの集客方法に頼らなくても集客できる
FacebookやTwitter、Instagramなどソーシャルメディアを活用した集客も注目したいところ。
SNSの集客方法は、SNSに広告を出稿する方法と自社アカウントで投稿する方法の2択。
顧客の満足度が高い投稿を配信し続ければ、来店を促すことに繋がります。
より多くの顧客の目に触れるためには、広告の出稿頻度を増やしたり、投稿回数を多くしたりといった工夫が必要。
・顧客の満足度が高い投稿を続けると来店を促すことができる
・定期的に広告を出稿すればより多くの顧客の目に触れる
リスティング広告とは、検索結果にユーザーが検索したキーワードに連動して広告が表示される仕組みとなっている集客方法です。
たとえば、ユーザーが「東京 パーソナルジム」と検索した場合、検索結果のトップページ上位に自社の広告が出稿されます。
自分で配信エリアや時間を設定できるうえに、広告がクリックされなければ費用が発生しないので費用対効果が高い点が魅力的。
ただし、公式ホームページのように一度、コンテンツ(記事)を作成したら半自動で集客してくれるものではありません。
公式ホームページやクチコミだけでは集客ができない場合は、リスティング広告を視野に入れてみてくださいね。
・広告のクリックにより費用が発生する
・自分の好きなタイミング・エリアを絞って集客できる
・費用対効果が高いが持続性はない
ここからは、パーソナルジム経営を成功させる5つのポイントをまとめていきます。
1.集客方法を考えておく
2.ジムのコンセプトを整える
3.無理のない規模のジムを運営する
4.開業するエリアの情報収集を徹底する
5.フランチャイズを利用する
「潰れないパーソナルジムを経営したい」「年収1,000万超えを実現させたい」とお思いの方はぜひチェックしてみてくださいね。
パーソナルジム経営を安定させるために「集客」は避けては通れません。
集客方法に「正解」はありませんが、具体的にどのような集客方法で顧客を獲得するのかよく考えておくべきです。
オンライン上では、ホームページの開設、運営やソーシャルメディアの活用、リスティング広告などがあげられます。
オフラインではキャンペーンを実施してチラシやティッシュを配るなど。現在は、ネットで通うジムを検索するユーザーの方が圧倒的に多いので、オフライン上での集客に注力した方がコツ率が良いでしょう。
ジムのコンセプトを明確化させることが大切です。ユーザーの求めるものとコンセプトがズレてしまうとどんなに集客力が高くても顧客が離れていきます。
年齢層や職業、エリアにより、顧客が求めるものは異なるので、「自社ジムの強み」と「顧客の望み」がマッチするかを確認してください。
具体的には、ボディビル専門のジム・アスリート専門のジム・女性専用のジムなどさまざまなジムがあります。
競合との差別化を図り、なおかつ需要のあるパーソナルジムを経営することが大切です。
まずは無理のない規模の「スモールスタート」を心がけると良いでしょう。
自分ひとりで運営できる程度の規模での開業がおすすめです。
・マンション1室からスタートする
・初期費用は300~600万円以内で検討する
パーソナルジムはマンション1室で経営できる点が大きな魅力。
毎月の家賃(15万)・光熱費・水道・通信費などを含め、年間240万円前後の経費で運営できます。
かりに1日に5名のセッションができれば、月に100万の売上があるので最短3カ月で初期費用の回収が可能です。
※ただし集客力がない場合は1日5名のセッションが実現できないので、集客力のある会社のフランチャイズに加盟するのも一つの手。
パーソナルジム経営を成功させるには、「立地」が非常に重要です。
具体的には以下の3つをチェックして、どこに開業するのかを検討してください。
・高所得者層の地域
・家賃が15万円以下の地域
・コンセプトが同じ大手ジムの近くを避ける
とくに意識して選びたいポイントは「高所得者層の地域」です。パーソナルジムは、1セッション1万円前後ですので、高所得者層でなければ継続は難しいでしょう。
また、入会後に足を運びやすい立地であることも重要です。都市部であれば駅チカ、地方であれば駐車場完備など、ユーザー目線で考えて立地を選択しましょう。
集客力の高い企業のフランチャイズであれば、0→1を生み出すよりも集客が有利に働くでしょう。
とくにブランド力の高さが重要なパーソナルジム経営は、ブランディングが確立されているジムのフランチャイズに加盟するのがおすすめです。
フランチャイズの利用は、加盟料やロイヤリティを支払う必要があるものの、万全なサポートを受けられるので大きく失敗するリスクを回避できます。
ただし企業によってロイヤリティや加盟料、サポート内容が異なるのでしっかりと比較して見極めてくださいね。
当ジムOUTLINEでは、フランチャイズオーナーを募集しています。加盟するメリットや開業までの流れなどの詳細をまとめているのでこちらをご覧ください。
ここからは、パーソナルジムの経営に関するよくある質問に回答致します。
・パーソナルジム経営に必要な資格とは?
・パーソナルジム経営は儲かる?年収は?
・パーソナルジムが潰れる理由は?
・パーソナルジムの自宅開業はおすすめ?
気になる項目からチェックしましょう。
A.パーソナルジム経営に資格は必要ありません。
パーソナルトレーナーは、現時点では国家資格がなく、民間資格となっているからです。
とはいえ、「無資格で運営されるジムは信頼性が低い」と感じるユーザーも一定数いるでしょう。
ですので民間資格であってもある程度の技量を示す資格は、保有していた方が有利に働きます。
・NSCA-CPT
・NESTA-PFT
・JATI-ATI
・健康運動指導士
なお、大手ジムで働いていた経験があるトレーナーは、実績を公開することで顧客に安心感を与えられます。
A.パーソナルジム経営が安定すれば年収1,000万超えは達成できます。
パーソナルジム経営は、家賃・光熱費などの固定費を月に30万円以内で抑えられるので、経営が安定しやすい傾向に。
なお月に10~30名の顧客が安定すれば月商100~350万円の売上が予測できます。
企業に勤めるパーソナルトレーナーでは、実現不可能な年収を獲得できるでしょう。
A.集客力とブランド力が深く関係しています。
どんなに良いサービスを提供しても集客力がないパーソナルジムは潰れてしまいます。
開業前に、「どのような施策で集客をするのか」「ニーズにあうコンセプトのジムであるのか」の2点を念入りに考えておきましょう。
A.パーソナルジムの自宅開業はおすすめしません。
パーソナルジムの自宅開業は、少ない資金で開業できたり、通勤に割く時間をかけなくて良いメリットがあります。
しかし以下のデメリットもあるので自宅開業はおすすめできません。
・改装が必要な場合がある(防音など)
・仕事とプライベートの区別がつかない
・賃貸では開業できない可能性がある
・対外的な信用が得られにくい
・セキュリティ面に不安がある
パーソナルトレーナーとして年収1,000万超えを目指すならば、パーソナルジム経営の選択がおすすめです。
マンションの1室などでスモールスタートをして、”顧客が惹きつけられるジム“を運営しましょう。
オンラインとオフラインでの集客を両立させて、新規顧客が集まる仕組みを作ることが大切です。
集客力とブランド力に自信がない方は、すでにブランディングが確立しており、集客力のあるフランチャイズに加盟するのも一つの手です。
軌道に乗っている企業のフランチャイズオーナーになれば年収1,000万超えを実現できるので、検討してみてくださいね。
当ジムOUTLINEでは、フランチャイズオーナーを募集しています。加盟するメリットや開業までの流れなどの詳細をまとめているのでこちらをご覧ください。